お子さまの保育園や幼稚園、小学校で必要になる「名前記入」。服や持ち物を紛失しないためにも、しっかりと名前を記入しておくことが大切です。毎日たくさんの子供服を検品しているChilscheでは、皆さんのネーム記入をたくさん見てきました。本記事では、子供服への名前記入について「どこに書くか」「どうやって書くか」に分けて詳しく解説します。また、「どこに書くか」は次の人への渡しやすさ(おさがりのしやすさ/リユース販売含む)についても星1つから星3つで判定してみます!
子供服に名前を書く場所は、目立ちやすさや譲る際のことを考えて選ぶのがポイントです。
手間の少なさ:★★★ / わかりやすさ ★★★ / 譲りやすさ ★★★
圧倒的第1位は「タグ」です。ネームタグがついている子供服ならそこに書くべきですし、無い場合は洗濯表示タグなど利用しましょう。譲りやすさを損なわないポイントは「ブランド、サイズのタグに書かない」ということです。名前を書いても服のデザインを損ねない、お下がりする際にタグをカットすれば簡単に消せるということで、最も多くの方がこの方法を採用している印象です。(結果、名前を探す際にタグを見がち)
手間の少なさ ★★ / わかりやすさ ★★★ / 譲りやすさ ★★★
Chilscheで「これは凄い」と話題になった凄技です。輪になっているタイプのタグの場合、そこに布を通してリング状にして縫い付けて名前記入。通常タグならタグに布を縫い付けて名前記入する方法です。写真の黄色い布はリング状のタグに通して両端を縫い付けた状態です。次の人に渡す(譲る)時には、自分が縫い付けた布をとれば新品の状態に戻ります。ひと手間かかるのですが、譲りやすさ(フリマアプリで売ること想定など)を求めるならこの方法がおすすめです。
手間の少なさ ★★★ / わかりやすさ ★★★ / 譲りやすさ ★
どうしようもない時の最終手段が衣類に直接記入する方法です。外から見えにくく、肌に触れないので違和感が少ないのがメリットですが、お下がりする際に消すのが難しい(上からシールを貼るなどするしかない)、失敗するとにじむ(服の表から見えることもある)、というのが最大のデメリットです。これ以外の方法がない服の場合、ネームシールなど使って後で剥がせるようしておくのがおすすめです。
名前を記入する方法にはいくつかの選択肢があります。仕上がりの良さ、手間で選びましょう。
手間の少なさ ★★ / 仕上がり ★★★
作業の簡単さ、仕上がりの美しさを考えると、お名前スタンプがおすすめです。スタンプを作る時にお金がかかってしまいますが、服に名前を入れる期間が比較的長い(小学校低学年くらいまで?)と考えると、意外とコスパも良い気がします。また、たくさんの服に名前を記入する必要があるなら、作業効率もこの方法が最も高いです。
手間の少なさ ★★★ / 仕上がり ★
最も多くの方が採用している手法がこれだと感じます。布用ペンが1本あればなんとかなる、という万能の一品です。
手間の少なさ ★ / 仕上がり ★★★
名前が入った状態のお名前シールを購入し、タグや布に貼り付けるという方法です。「お名前シール オーダー」と検索すると出てきます。仕上がりは完璧ですが、「今、書かなきゃいけない」という時にシールのストックが枯渇していると記入できないなど、デメリットはいくつか思い浮かびます。「お名前スタンプ+(空白の)ネームシール」と仕上がりはほぼ一緒なので、お名前スタンプより順位が劣りますが、完璧さを求める方にはおすすめの方法です。
手間の少なさ ★ / 仕上がり ★★★(※譲りやすさ×)
Chilscheでは見たことがありませんが、「刺繍する」という選択肢があります。仕上がりは美しさを超えて、高級感と温かみすら感じます。服のメーカーが刺繍オプションを提供しているパターンと、ご自身で刺繍するパターンがあります。「誰かに譲る」という選択肢がほぼ無い方法ですが、特別な服に刺繍を入れてあげるとお子さまも喜ぶのではないでしょうか。
子供服に名前を記入する方法はさまざまですが、服の種類やリユースを想定するか、仕上がりへのこだわりで選ぶことが大切です。
・手軽に済ませたいなら → 布用ペンでタグに記入
・きれいに仕上げたいなら → お名前スタンプやお名前シール
・特別な洋服に → 刺繍
お子さまの持ち物をなくさないために、ぜひ適した方法を取り入れてみてください!(※わが家では、子供が迷子になった時にも貢献しました!)
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